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出雲神楽の夕べ 5月公演
出演:小河内神楽社中(大東町小河内)
演目:「茅の輪」「簸の川大蛇退治」
「茅の輪」について
須佐之男命は旅の途中で日が暮れ、蘇民将来と巨旦将来に一夜の宿を頼んだが、巨旦将来は財を惜しんでことわり、貧しい蘇民将来は稗飯で応えた。翌朝、須佐之男命は蘇民将来の誠意なもてなしに感じ入り茅の輪を授けた。やがて禍津日神の出現に巨旦将来は滅びてしまい、蘇民将来は茅の輪で難を逃れ末永く栄えた。
「簸の川大蛇退治」について
高天原を追放された須佐之男命が天下りの地、出雲の国肥の川上で出会った稲田姫を八岐大蛇と格闘の末に助けて娶り、「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」と神話の中でも特に有名な物語である。